2014年3月4日火曜日

Linux Mint 13 画像管理ツール gThumbをつかう

 デジタルカメラで撮影した画像をLinux Mint 13 に取り込む作業を"gThumb"を使ってやってみる。


 Windows ならデジタルカメラを購入した際に付属で付いているCD-ROMから、画像管理ソフトをインストールできるようになっている。Canonなら"Image Browser"、Nikonなら" ViewNX "なのでしょう。

 コンパクトデジカメ Nikon S6000を接続してPCに取り込む


USBケーブルでPCと接続するとPTP(画像転送プロトコルデバイスとして認識されます


 表示されたダイアログ"gThumbフォト インポートツール"を開くをクリックして起動。


そのまま/home/user/ピクチャ/にインポートすることも出来るが。今回は格納場所を指定してみる。


 格納場所をクリックすると "設定"ダイアログが表示さる。"自動的にサブフォルダを作成する"にチェックを入れると、格納場所の表記が/home/user/ピクチャ/2005/03に変わる。カメラで撮影した画像を、自動で日付ごとのディレクトリを作成してインポートしてくれる。
 ピクチャではない格納場所に変えることも可能。


"インポート"をクリック
終了したら。ファイルマネージャーで確認してみる。


/home/user/ピクチャ/2012/07が自動作成され画像が保存されている。




Windows XP boot.ini がない!〜〜Linux Mintで簡単復旧

ことの発端は、Windows XP SP3を起動させた時にでたこの画面


"無効な BOOT.INI ファイルです C:\windows\ から起動します"
さらに


次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした:
<Windows root>\system32\hal.dll.
上記ファイルをインストールし直してください。


 いろいろ調べてやってみるがうまく行かなかった。原因はC\にboot.iniが存在しないことだった。どうやら誤って削除してしまったらしい。
 なくなってしまった、boot.ini は、Linux Mintを使用して、簡単にboot.iniの復活作業ができた。ドキュメントとして残しておく。

復旧作業環境

  • Windows XP SP3(起動しないPC)
  • Linux Mint 13 isoイメージを焼き付けたDVD(LinuxMintをインストールするときに使用するもの)
  • Linux Mint 13isoイメージを持っていない場合は、別PCでDVDを作成するのでもう1台PCを用意
  • isoイメージを焼き付ける空のDVD

 isoイメージを焼き付けたDVDを所有している方は手順から

1−ISOイメージのダウンロード


 Linux Mint 13 "Maya" MATE(32bit)のisoイメージのダウンロード
ダウンロードはこちらから
 XPの場合スペック的に最新の Linux Mint 16 をインストールすると起動できない場合があるので、13をチョイスした。国を選んでダウンロードする

2−DVDにISOイメージを書き込む

  WindowsやMacで書き込む。Nero StartsmartなどのDVDライティングソフトを使用して、"イメージをディスクに書き込む"を選択して作成

3−Linux Mint 13を起動させる

出来上がったDVDを起動しないWindows XP のDVDドライブに入れる

電源を投入し、"boot menu"を起動させる(私のPCではF11連打)



起動したら
DVDドライブ(私の場合Optiarc DVD RW AD-5200A)にカーソルを↑↓であわせてEnterキー

するとLinux Mint が起動します。


 mint's Homeをダブルクリック 


 ファイルマネージャーが開きます


Cドライブらしきディスクを選択クリック(私のPCではOS_install)



 フォルダが表示されるので下の方を表示させると、ファイルが見れます。


boot.iniがないことを確認。

boot.iniのバックアップされたものが保存されているフォルダが存在する。

C/WINDOWS/PSS/

の中にboot.ini.backupという名前で保存されている。

のでWINDOWS フォルダをダブルクリック


PSSフォルダをダブルクリック


表示されました、boot.ini.backup ファイル 
これを選択して 右クリック Copy して C/にpasteする


C/に移動して 右クリックで Paste する。


ペーストしたboot.ini.backupを選択し右クリックし Rename し "boot.ini"に書き換える


書き換え終わったら 画面左下の Menu をクリックし Quit shutdown をして

起動させると。問題なく起動。

誤って boot.iniを削除してしまった場合や、同様のエラーでWINDOWSが起動しない場合などに、使用できる方法かと思います。

Complete !!

2014年3月1日土曜日

Linux Mint 13 で スマホを(MTPデバイスとして)マウントする

 普通にUSBケーブルでLinux Mint PCとAndroid端末を接続させたとき、認識しない、また"デジタルオーディオプレーヤーを挿入しました"と表示され、実際に見たい画像データが見れないので、少し困った。


 現在普及しているAndroid端末なので、すでに対応済みかとおもったのですが、、残念。
問題なく、先人の方々のお陰で簡単に対応できたのですが、これからLinux Mintを使おうと思っている人は、やっぱり使いづらいと思うかもしれない。

 使用したLinux Mintは13 MATE。現在は16が最新のものになるので、16であれば対応しているようです。

 Webで調べているとAndroid開発向けの接続方法(デバック接続)が目立った。

 低スペックなPCにLinux Mint 13をインストールして、ユーザーがWindows XPから乗り換えて不自由なく使用できるよう、僭越ではありますがドキュメントを残してみる。

MTPデバイスとして認識させる


 Android端末の所有は2台。1台はGalaxyでもう一台はXPERIA。

 Galaxyは上記のように"デジタルオーディオプレーヤーを挿入しました"と表示される。ファイルマネージャーで開くと一番上段のディレクトリだけ表示されそれ以下のディレクトリは"空"表示になる。
 Xperiaは全くファイルマネージャーからは見れない。

$ lsusb

を端末から入力すると認識はしているようでした。

参考サイト
こちら様を参考にさせていただきました。大変参考になりました、ありがとう御座います。
ubuntu向けのドキュメントのようですが、Mint自体 ubuntuベースのOSという事もありおそらく問題なく対応できるはずと思い導入してみた。

MTP(Media Transfer Protocolデバイスとして認識していない様子。

対応方法
端末を起動して下記のコマンドを一行ずつ入力する。

$ sudo add-apt-repository ppa:langdalepl/gvfs-mtp 
 
$ sudo apt-get update
 
$ sudo apt-get upgrade
 
だけで終了

再起動してAndroid端末を接続する

ファイルマネージャーを起動してみると。


 完了。機種名が表示されます。


写真の管理・取り込みは、gthumbで取り込む