2014年11月15日土曜日

Windows7 HDD から Intel SSD に移行 ”同SSDは米Amazonから購入も出来る”

先日、デスクトップPCのHDDが調子悪くなったので、最悪の事態を免れるためCドライブをSSDに移行することにした。
ファイルコピーと取り付け作業に要した時間は、約2時間程度。SSDが以前に比べて安くなってきているので、今後HDDからSSDに移行する人が多くなってくるのではないでしょうか。

兎に角早い

取り替えた結果、起動はもちろんのこと、SSDに保存されているアプリケーション、Webブラウザなど、全てのファイルへのアクセスが格段に早くなりました。

今回購入したSSD
180GBも検討しましたが、Cドライブだけ、主にOS、その他ProgramfilesだけをSSDで使用する予定にしているので現在のところ120GBで十分。有り難いことにインテルSSDは、故障した場合、購入後5年間 は無料で交換してくれるという、安心して使用できる物となっている。

開けてみる

SSD自体は2.5インチなのですが、3.5インチベイに固定するための金具(アダプタ)も付属していました。そのほか、miniDisc(保証内容とインストール方法が記述している日本語のPDFファイル)と説明書とステッカー、SATAケーブルとSATA電源ケーブルが付属。デスクトップPCストレージ増設のための必要不可欠なアイテムは全てそろっている。有り難い

付属の取扱説明書英語です、、

移行してみる

以下は、あくまでも私のやった手順です、別の方法もあると思います。
※重要事項
導入前にやっておくこととして、可能な限りクローンもととなるHDDのデータは削っておく、細かい説明は他のサイト様が詳細に記載していますので、そちらを参照していただきたいが、大まかに言うと、空き容量が少なくなると速度低下の原因になるらしい。

必要なもの

  • windows7 install DVD 購入時に付属品として同梱されていた物、無ければisoDVDを作るなり、探してDVDにISOイメージで焼きこむ
  • EaseUS Todo Backup(フリーソフト)をインストール済み
  • SSD
  • +ドライバー
windows7 install DVD
EaseUS Todo Backup

SSDを3.5インチベイアダプターに取り付ける

SSD のインテルのロゴが付いている面を上にして、インテル SSD を3.5インチベイアダプタの上に置く、SSD のコネクタが付いている面をアダプターの端に合わせる。
SSD と3.5インチベイアダプターをひっくり返して、同アダプターの底にある取り付け穴に 1 つずつねじを差し込む。

取り付けが終わったら
電源ケーブルは接続したままで、PCの電源を切り、本体ケースを取り外す。

マザーボードに接続

・SATAケーブルを接続
付属のSATAケーブルの一方をマザーボード上にある SATA インターフェース コネクターまたは SATA ホスト アダプターに接続し、もう一方を SSD に接続する。
注意: 差し込む方向を間違えないこと、また力ずくで差し込まないように、軽く押し込む。

・SATA電源ケーブルを接続
付属の SATA 電源変換ケーブルを SSD に接続する。
注意: 大半のPCには、使用可能な SATA 電源ケーブルが付いてますが、PCによっては SATA 電源ケーブルがなく、4 ピンの電源コネクターを使っている場合は、付属のSATA 電源アダプターを使う。

SSDをPCに固定してPCの電源を入れる

3.5インチベイアダプターに取り付けた SSD を空いている 3.5 インチのドライブ・ベイにスライドさせる、もしくはインテル SSD の側面または底面にある取り付け用の穴にねじを入れてPCとしっかりと取り付ける。
取り付けが終わったら

コンピューターの電源を入れて、オペレーティングシステムがインテル SSD を認識するのを待つ。
SSD が認識されるとメッセージが表示される。

SSDを初期化する

windowsボタンを押して、検索窓に”ハードディスク”と入力し、”ハードディスク パーティッションの作成とフォーマット” を クリック

不明ディスクの上で右クリック→ディスクの初期化をクリック

初期化が終わったら、あたらしいシンプル ボリューム ウィザードを立ち上げる
Eドライブ等、現在PCで使用されていないドライブを選択

このボリュームを次の設定でフォーマットにチェックし
ファイルシステム:NTFS;
アロケーション ユニット サイズ:規定値;
ボリュームラベル :ボリューム;
クイックフォーマットにチェックし
次へをクリック

ウィザードに従っていくと下のように”ボリューム (E) ”となる

EaseUS Todo Backupを起動する

EasuUS Todo Backupを起動させ”クローン”をクリック


クローンもと となるドライブを選択する。私の場合はCドライブを選択し次へ


Bドライブ26GBって、、
ターゲット ディスクを選択、SSDである”ボリュームE”を選択し、”SSDに最適化”にチェックを入れて”実行”
私のPC環境では約1時間半くらいでクローンが完成しました。
Cドライブの容量は122GBに対して、今回導入したSSDは120GBでクローンもとよりもクローン先の容量が少ない。クローンを作成してくれるのか心配ですが、クローンもとのデータ使用量がクローン先の容量を上回っていなければ問題なくクローンを作成することが出来ます。Great!
もし、クローンもとのデータ使用量が120GBを上回っていれば、不要なデータをDeleteし、クローンもとの容量120GB以内に縮小しましょう。
データの転送は終了
windows7 install DVDを DVDドライブに入れて、PCをシャッドダウンする。

今まで使用していたHDDが不要であれば

今まで使用していたクローンもととなるHDDを何かあった時用のバックアップとして、倉庫に眠らせる場合は、同HDDとマザーボードを接続しているSATAケーブルと、SATA電源ケーブルを抜いて、手順はBIOSの設定をせずに、Windows install DVD の手順へ

今まで使用していたHDDをD ドライブ、E ドライブなどに使用したい場合

今まで使用していたHDDドライブをDドライブなどに使用したい場合は、BIOSの設定を行う。

当方のPCは起動時に”Delete”でバイオスの設定画面に行きますが、各PCによってBIOSの起動方法は変わりますが、”Delete”もしくは”F2”のどちらかになります。またBIOSの設定画面も変わってくると思いますが、そのあたりは各自でお願いします。

BIOSが起動したら、確認すること。
1st boot Device が DVD になっていることを確認しておく。
というのも、以下の設定を終えた後に、先ほどDVDドライブ に入れておいた windows install DVD から起動したいので、まず、1ST Boot Device が DVDドライブになっていることを確認して、DVDになっていない場合は、変更しておく。BIOS設定をする前の状態は

2nd Boot Device がクローンもととなったHDDとなっています。これをIntel SSD に以下の作業で変更していきます。


Hard Disk Drives に↓キーでカーソルを合わせて、Press Enter


1st Drive 私のHDDは”SAMSUNG HA322HI”となっていますが、ここも各自表示が違います。
ここで”Enter”を押す。


とドライブを変更することが出来ます。ここで ” INTEL SSDSC2BW120A4 ” に カーソル を合わせて、 ” Enter ”


1st Drive が ” INTEL SSDSC2BW120A4 ” に変わります。



2nd Drive を Dドライブなどに使用するためクローンもとのHDD(SAMSUNG HA322HI)に変更する。2nd Driveで ” Enter ” でSAMSUNG HA322HIを選択し " Enter "

2nd Drive が SAMSUNG HA322HI に変更される

ESCで 前の画面に戻ってみると、 2nd Boot Device が ” INTEL SSDSC2BW120A4 ” となっていることを確認する

もう一度 ESC を押すと 下記の表示が出るので、OK でENTER PCが再起動されます。

コピーしたSSDのMBRを修復

再起動したら、Windows7 install DVD から起動するのでしたの画像の画面が表示される

そのまま次へをクリック


コンピューターを修復するをクリック

Windows の起動に伴う問題の修復用の回復ツールを使用します。修復するオペレーティング システムを選択してください。次へ
 スタートアップの修復をクリックすると、修復が行われるので、それが終わったら、再起動をクリック
で作業終了です。

起動時間も非常に早い。SSDの良さを知ってしまった人は、抜け出せないという話を耳にするが、よく分かる。マザーボードの性能により、AHCIの設定は出来ないようですので、100%の性能は引き出せていませんが、今回のHDDの故障からの回避と速度改善を考えると、SSDを導入してたいへん満足しています。

アメリカAmazonから購入できる

実はアメリカのAmazonからも購入でき、日本への発送もしてくれる(Amazon直販限定)。心配なのは保証ですが、化粧箱が青(Product Codeの下二桁がK5 or B5)であれば、どの国で購入しようとも5年間の保証がついている。故障した際は、日本(住んでいる国)のインテルサポートで対応してくれるようです。その際は修理ではなく、交換だと言うことです。この件に関しましてはインテルサポートに確認をとりました、大変丁寧な対応をして頂きました。この場をお借りして感謝申し上げます。

ということで安心して購入することが出来る。
青い化粧箱となると購入するタイプは Drive Only ではなく Reseller Kit(Product Codeの下二桁がK5 or B5) です。
アメリカAmazonサイト 530シリーズ 120GB,180GB,240GB,480GB,
2014/11/13現在の価格
120GB $64.99
180GB $114.99
240GB $119.99
480GB $234.99(輸入税対象 0.8%)
送料は$12.08

トータルでみても現在の円ドルで計算して、日本Amazonよりも安いですね。
保証が日本で受けられるのであれば、ここから買った方がお得です。
アカウントさえ頑張って英語で登録(住所と名前、クレジットカード番号程度)さえしてしまえば、注文後の英語でのやりとりは、全く持って不要ですので、注文さえすれば後は、Amazonが日本に送ってくれます。
ちなみにSSDは容量によって、速度の違いが出るようです、容量の大きい方が速度が出るとのことです。240GBが安いのでそちらをチョイスするのが、お得なはずです。
誤った記載がございましたら、お手数ですがご一報いただけたら幸いです。



2014年3月4日火曜日

Linux Mint 13 画像管理ツール gThumbをつかう

 デジタルカメラで撮影した画像をLinux Mint 13 に取り込む作業を"gThumb"を使ってやってみる。


 Windows ならデジタルカメラを購入した際に付属で付いているCD-ROMから、画像管理ソフトをインストールできるようになっている。Canonなら"Image Browser"、Nikonなら" ViewNX "なのでしょう。

 コンパクトデジカメ Nikon S6000を接続してPCに取り込む


USBケーブルでPCと接続するとPTP(画像転送プロトコルデバイスとして認識されます


 表示されたダイアログ"gThumbフォト インポートツール"を開くをクリックして起動。


そのまま/home/user/ピクチャ/にインポートすることも出来るが。今回は格納場所を指定してみる。


 格納場所をクリックすると "設定"ダイアログが表示さる。"自動的にサブフォルダを作成する"にチェックを入れると、格納場所の表記が/home/user/ピクチャ/2005/03に変わる。カメラで撮影した画像を、自動で日付ごとのディレクトリを作成してインポートしてくれる。
 ピクチャではない格納場所に変えることも可能。


"インポート"をクリック
終了したら。ファイルマネージャーで確認してみる。


/home/user/ピクチャ/2012/07が自動作成され画像が保存されている。




Windows XP boot.ini がない!〜〜Linux Mintで簡単復旧

ことの発端は、Windows XP SP3を起動させた時にでたこの画面


"無効な BOOT.INI ファイルです C:\windows\ から起動します"
さらに


次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした:
<Windows root>\system32\hal.dll.
上記ファイルをインストールし直してください。


 いろいろ調べてやってみるがうまく行かなかった。原因はC\にboot.iniが存在しないことだった。どうやら誤って削除してしまったらしい。
 なくなってしまった、boot.ini は、Linux Mintを使用して、簡単にboot.iniの復活作業ができた。ドキュメントとして残しておく。

復旧作業環境

  • Windows XP SP3(起動しないPC)
  • Linux Mint 13 isoイメージを焼き付けたDVD(LinuxMintをインストールするときに使用するもの)
  • Linux Mint 13isoイメージを持っていない場合は、別PCでDVDを作成するのでもう1台PCを用意
  • isoイメージを焼き付ける空のDVD

 isoイメージを焼き付けたDVDを所有している方は手順から

1−ISOイメージのダウンロード


 Linux Mint 13 "Maya" MATE(32bit)のisoイメージのダウンロード
ダウンロードはこちらから
 XPの場合スペック的に最新の Linux Mint 16 をインストールすると起動できない場合があるので、13をチョイスした。国を選んでダウンロードする

2−DVDにISOイメージを書き込む

  WindowsやMacで書き込む。Nero StartsmartなどのDVDライティングソフトを使用して、"イメージをディスクに書き込む"を選択して作成

3−Linux Mint 13を起動させる

出来上がったDVDを起動しないWindows XP のDVDドライブに入れる

電源を投入し、"boot menu"を起動させる(私のPCではF11連打)



起動したら
DVDドライブ(私の場合Optiarc DVD RW AD-5200A)にカーソルを↑↓であわせてEnterキー

するとLinux Mint が起動します。


 mint's Homeをダブルクリック 


 ファイルマネージャーが開きます


Cドライブらしきディスクを選択クリック(私のPCではOS_install)



 フォルダが表示されるので下の方を表示させると、ファイルが見れます。


boot.iniがないことを確認。

boot.iniのバックアップされたものが保存されているフォルダが存在する。

C/WINDOWS/PSS/

の中にboot.ini.backupという名前で保存されている。

のでWINDOWS フォルダをダブルクリック


PSSフォルダをダブルクリック


表示されました、boot.ini.backup ファイル 
これを選択して 右クリック Copy して C/にpasteする


C/に移動して 右クリックで Paste する。


ペーストしたboot.ini.backupを選択し右クリックし Rename し "boot.ini"に書き換える


書き換え終わったら 画面左下の Menu をクリックし Quit shutdown をして

起動させると。問題なく起動。

誤って boot.iniを削除してしまった場合や、同様のエラーでWINDOWSが起動しない場合などに、使用できる方法かと思います。

Complete !!